ワーママは朝起きてから夜寝る瞬間まで、1日中フル稼働。子どもの体調不良のたびにヒヤヒヤ、仕事どうしようって綱渡り。
そんな毎日を続けながら、ふと「もう限界かも…」と思うこと、ありませんか?
でも、専業主婦になりたいわけじゃない。
夫に経済的に依存したくないし、
仕事も、収入も、家族も、わたしの心もどれも大切にしたい。
「家で自分のペースで働けたらいいのに」 そんな願いが、心のどこかにずっとある。
在宅で働くって一部の専門職の人だけでしょ?
これといってなにも得意なことがないわたしはどうすればいいの?
そんな疑問や迷いもつきものです。
このサイトでは、そんなママが「在宅で働く」という目標を叶えるための方法を発信しています。「私にもできそう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
無理をしすぎず、自分と家族のペースで働く方法を、一緒に探していきましょう。
在宅で働く方法2パターン
自宅を職場として働くには大きく2つのスタイルがあります。
会社員としての在宅勤務(リモートワーク)とフリーランスとしての在宅ワークです。
ワーママ家で仕事ができたらいいな。でもどうすればいいの?



わたしも最初は何から始めればいいかわからなかったよ。
まずは働き方を知るところから始めよう!


1:会社員としての在宅勤務(リモートワーク)
企業に属したまま、会社員としてオフィス以外の自宅やサテライトオフィス、カフェなど好きな場所でインターネットとパソコンを利用して業務を行うスタイルです。
正社員、契約社員、パート・アルバイト、派遣社員等、雇用形態はさまざまです。
- 一部在宅(ハイブリット):週のうち数日は在宅勤務。その日以外は出社
- 完全在宅(フルリモート):会社への出社義務がなくすべて自宅で勤務
最近では、子育て世代の社員が働き続けられるよう、在宅勤務制度を整える企業も増えてきました。子育て中のママには理想の働き方、と思える在宅勤務にもメリット・デメリットがあります。
会社員だと毎月給与が支給されるから家計の見通しが立てやすいです。産休、育休、病休、看護休暇などの制度も整っていて、子育て中のママが働きやすい環境が魅力ですよね。
会社員として継続して働くことで、これまでの経験やスキルを活かすことができます。
在宅勤務だからといって、場所も時間もすべて自由、というわけにはいきません。会社の規定の勤務時間があり、自由に働くには限界があります。
チャットワーク等のコミュニケーションツールがあるものの、在宅での仕事なので、小さな疑問をその都度確認したり、ちょっとした雑談をすることができません。出社している社員との意思疎通のギャップを感じる可能性があります。
会社員である以上、評価をするのは上司です。「見えない在宅勤務」でも成果を認めてもらうためには工夫が必要になってきます。
個人事業主としての在宅ワーク
会社に雇用されず、自分のスキルや得意を活かして個人事業主やフリーランスとして自宅で働くスタイルです。
たとえば、ライター・デザイナー・オンライン秘書・プログラマー・イラストレーターなどさまざまです。
企業と業務委託契約を結んだり、クラウドワークスやSNS経由で仕事を得る人もいます。会社員よりも自由度が高く、自分のペースで働きたいママに向いています。
子育てが一段落したあとも、自分の得意や実績を活かして働き続けることができるのが魅力です。個人事業主として働くにもメリット・デメリットがあります。
どちらの働き方も「正解」
在宅での仕事は特別な人だけの働き方ではありません。技術や環境が整った今、誰でも少しづつ取り入れることができる時代になっています。
会社員は「安定」が強み。
フリーランスは「自由」が強み。
どちらの方法でも在宅で働くことができる今、大切にしたいのは「どんな自分でいたいか」
自分の理想の暮らしに合う働き方を見つけることが、在宅で働くママになるための第一歩です。
在宅での仕事がママに人気の理由



家で仕事したいって思うのはわたしだけなのかな?



そんなことないよ!
わたしも家で働きたかったし、多くのママも同じ気持ちだよ!
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区、代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、正社員で長く働きたい女性のための転職・仕事情報サイト『Woman type』は、読者である働く女性を対象にアンケートを実施しました。
その調査によると、転職希望の女性の約8割が「リモートワークができる環境」を重視していることがわかります。


アンケート詳細はこちら
では、ママたちが「在宅で働く」ことに魅力を感じるのはなぜでしょうか?
在宅で働くメリット
✔育児と家庭の両立がしやすい
通勤がなく、朝の支度や夕方の時間にゆとりができます。子どもの体調や行事にも柔軟に対応できます。
✔通勤時間ゼロ
片道30分〜1時間の通勤がなくなるだけで、毎日1〜2時間の自由時間が生まれます。
✔小1の壁対策
学童に慣れるまでの時期や、下校が早い日、長期休暇中も対応しやすい。子どもを「おかえり」と迎えることができる安心感があります。
✔人間関係のわずらわしさからの解放
オフィス特有の「気を使う関係」や「雑談のストレス」から離れられます。
✔飲み会への参加義務
会社員ママにとって、飲み会は地味に大変。子どもの預け先や夕飯の準備を考えるだけで一苦労ですが、在宅勤務なら無理して参加する必要がなくなります。
在宅で働くデメリット
✔水道光熱費の増加
家で過ごす時間が長くなる分、電気代・ガス代・水道代が上がります。
✔孤独を感じることがある
雑談相手がいないため、ちょっとしたことを話す機会が減ります。
オンラインでのやり取りをすることはあるものの、仕事中心の会話が多くなりがちです。
✔保育園や学童との関係が微妙になることも
「家にいるのに預けるの?」と思われていないか、気になるママも多いはず。でも、在宅勤務でも仕事中はしっかり集中したいですよね。子どもが家にいたら仕事にならないのも事実です。
✔オンオフの切り替えの難しい
同じ空間で仕事も家事もこなすため、仕事が終わっても気持ちが切り替わりにくいことがあります。「仕事時間を決める」など意識的に仕事モードを終える工夫が必要です。
まとめポイント
在宅勤務は、子育てと仕事の両立を叶えやすい一方で、孤独感やオンオフの難しさもある働き方です。
大切なのは、「どんな働き方が自分と家族にとって心地いいか」を見極めること。
メリットとデメリットの両方を知った上で、自分らしい在宅ワークスタイルを見つけましょう。
在宅で働く前に知っておきたいこと


在宅ワークは、パソコンを使った仕事が中心です。
テレアポやナレーション、ハンドメイド販売など、パソコンをほとんど使わない仕事もありますが、基本的には「ネット環境+パソコン」があることが前提になります。
とはいえ、専門的なスキルがなければできないというわけではありません。
パソコンが得意じゃないと無理?
そんなことはありません。
メールやチャットのやり取り、文章入力、検索ができればスタートできます。
たとえば、データ入力やライティング、SNS運用サポートなど、初心者からでも始められる仕事はたくさんあります。
在宅ワークに必要な知識は、実際に仕事をしながら身につけていけるもの。
最初から完璧を目指す必要はありません。
未経験でも仕事はある?
はい、あります。
いきなり企業の正社員としてフルリモート勤務をするのはハードルが高いかもしれませんが、
個人事業主として小さく始めたり、副業として挑戦することは十分可能です。最近では、クラウドソーシングやSNS経由で仕事を探すママも増えています。
スキルよりも「誠実に仕事ができる人」「長く続けられる人」が求められる仕事も多いんです。
在宅で働くために大切なこと
在宅での仕事は、自己管理力が求められます。
子どもが家にいる時間と仕事の時間をどう分けるか、集中できる環境をどう作るかなど、最初は試行錯誤が必要です。
でも大丈夫。最初から完璧にやろうとせず、「少しずつ生活の中に仕事を取り入れていく」くらいの気持ちでまずは始めてみましょう。
在宅で働くのに、特別なスキルや経験は必要ありません。必要なのは、やってみたいという気持ちと、学びながら続ける意欲だけ。
あなたの生活に合ったペースで、「家で働く」という新しい働き方を少しずつ形にしていきましょう。
在宅ワーママへのはじめの一歩
ここまで読んで、「在宅で働いてみたい」と思ったママへ。
まずは一歩を踏み出してみましょう。
ちなみに、このサイトでいう「在宅ワーママ」とは、
会社に雇用されながら自宅で働くママ(会社員在宅ワーママ)も、
自分のスキルで仕事をするフリーランスママ(フリーランス在宅ワーママ)も、
どちらも含めた言葉です。
どんな形であれ、「家で仕事をしながら子育てをしているママ」を応援しています。
会社員在宅ワーママを目指すなら
まずは、今勤めている会社に在宅勤務の制度がないかどうか確認してみてください。
知らないだけで、在宅勤務の制度があるかもしれません。慣れた職場での在宅勤務ならスムーズに働き方を変えることができますよ。



今の職場ではリモートワークはできないんだよね



在宅で働きたいなら職場を変えるしかないよ!
転職活動をするだけならリスクはゼロ。やってみよう!
転職サイトや在宅勤務可能な求人サイトに登録してみましょう。
最近は「リモートOK」「在宅勤務制度あり」という企業が増えています。
転職活動を始めるだけならノーリスク。収入をキープしたまま、在宅ワークの選択肢を探すことができます。まずは情報収集からでもOKです。
フリーランス在宅ワーママを目指すなら
「まずは小さく副業から始めてみる」のがおすすめです。
クラウドソーシングサイトに登録し、自分でもできそうな仕事を眺めてみましょう。
たとえば、次の仕事は個人事業主でも在宅ではじめやすいものです。
- Webデザイナー
- Webライター
- 事務・オンライン秘書
- SNS運用
- 動画編集
- Webマーケティング
最初は小さな仕事からでも大丈夫。少しずつ経験を積むことで、将来の独立やキャリアチェンジにもつながります。
迷っているママへ
どちらの働き方がいいかわからない…という人も多いですよね。
どっちもできそうにない、と諦めたくなる気持ちも理解できます。
そんな時は、今の仕事を続けながら、在宅につながるスキルを学ぶのがおすすめです。
いきなり専門学校に入学したり、スクールの契約をする必要はありません。
- Youtubeを視聴する
- 図書館で本を借りて読んでみる
- インターネットで体験談を読む
これだけで十分です。何を学ぼうか悩んだら直感で決めてOK。
デザイン、ライティング、SNS運用など、どんな学びを選んでも役立つスキルばかりです。



一番はじめに独学でデザインの勉強をしました。
結局デザインの道には進まなかったけど、卒園アルバムを作るとき、仕事で資料を作るときに役に立ちました!
まとめ|在宅で働くことは、ママの新しいキャリアのかたち
在宅で働くという選択は、「自分も家族も大切にしたい」というママの願いを、一番現実的に叶えられる働き方だと思います。
子どもを育てながら家の中のすべてを日々あたりまえに回しているママたちは、すでに在宅で働くために必要な力をたくさん身につけています。
段取りを組む力、瞬時に気づく力、人の気持ちを察して動く力。これってどんな仕事でも求められる最高のビジネススキルですよね。
「家庭を大切にしながらも、自分の仕事をあきらめたくない」
そんなママたちにとって、このサイトが「最初の一歩を踏み出すきっかけ」になれたらうれしいです。


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